Ascend HQのサービスチーム分析レポートを使用すると、サービスセンターで行われている作業を分析できます。このツールを使用して、メカニックとサービスセンターのパフォーマンスを評価し、店舗全体でベストプラクティスに従っていることを確認します。
すべての値は、選択した日付範囲で完了されたトランザクションのみを測定し、税を除外します。販売アイテムのない作業オーダーと、[作業オーダーの詳細]画面に追加されなかった販売アイテムは計算から除外されます。Ascendで削除(非表示)されたユーザーは、引き続きレポート用に表示されます。(なし)が表示された場合、ユーザーは選択されていません。
システム設定
1.テックスタッフが行ったすべての修理/作業をワークオーダー(作業指示書)としてAscendに入力します(チューブ交換などのマイナーなサービスや自転車の組み立てを含む)。
2.Ascend HQで、[設定]> [一般]に移動し、チューンアップパッケージレベルを設定します。
レベルごとに複数のパッケージで構成するには、SKUをコンマで区切ります。 複数店舗の場合、すべての場所で共有され、個々の店舗用に構成することはできません。
a.レベル1に基本的なチューンアップパッケージの店舗内商品SKUを入力します。
b.レベル2に中間レベルのチューンアップパッケージの店舗内商品SKUを入力します。
c.レベル3に最高レベルのチューンアップパッケージの店舗内商品SKUを入力します。
d.「保存する」ボタンをクリックします。
サービスチーム分析 概要
工賃額
合計には、修理/作業カテゴリーに割り当てられている値の総計が表示されます。ワークオーダーを作成しなかった修理/作業カテゴリーの売上も含みます。
ワークオーダー(WO)には、WOが作成され[作業オーダーの詳細]に追加された修理/作業カテゴリーに割り当てられたすべての値を表示します。
ゲージアイコンには、[作業オーダーの詳細]に追加された修理/作業のパーセンテージが表示されます。 95%以上の値は「合格」と見なされます。つまり修理/作業カテゴリーの売上を計上する場合にはワークオーダーが作成されている事が良いとする考えです。
工賃数
合計には、修理/作業カテゴリーに割り当てられているすべてのSKU数が表示されます。
ワークオーダーは、[作業指示の詳細]に追加され、修理/作業カテゴリーに割り当てられたすべての販売品目の数を表示します。ゲージアイコンは、上記と同様。
追加商品金額
ワークオーダーの[作業指示の詳細]に割り当てられ、バイク(シリアル化されたカテゴリー)/作業修理/レンタルのカテゴリーに割り当てられていないカテゴリー、つまりパーツとアクセサリーすべての販売アイテムの合計値。
受注数
ユーザーをアドバイザーとし、選択した日付範囲で完了したワークオーダーを元に算出。
アドバイザー
[作業オーダーの詳細]で、アドバイザーとして選択したユーザー(ワークオーダーの作成者)。
ワークオーダー作成数
ワークオーダーの総作成数。
ワークオーダー作成%
ワークオーダーの総作成数をすべての作業指示詳細の総数で割って100を掛けます。
平均ワークオーダー額
ワークオーダーの総額、[作業オーダーの詳細]に追加された販売アイテムの合計値をワークオーダー作成数で割った値。
レベル1
レベル1のSKUを少なくとも1つを含むワークオーダーの総数をワークオーダー作成総数で除算し、100を掛けます。
レベル2,レベル3
レベル2もしくはレベル3のSKUを少なくとも1つを含むワークオーダーの総数をワークオーダー作成総数で除算し、100を掛けます。
平均追加商品金額
[作業オーダーの詳細]に追加されたパーツとアクセサリーカテゴリーの総額(追加商品金額)を、ワークオーダー作成数で割った値。
追加商品販売%(修理/作業-追加商品販売比率)
[作業オーダーの詳細]に追加されたパーツとアクセサリーのカテゴリー合計額を修理/作業カテゴリーの額で割った値。
生産性
メカニック
[作業オーダーの詳細]画面でサービステックとして選択されたユーザー。
完了WO(ワークオーダー)数
完了としたワークオーダーの総数。
工賃額
ワークオーダーの詳細に含まれる作業/修理カテゴリーの合計値。
工賃比率
ワークオーダーの詳細に含まれる作業/修理カテゴリーの合計値に対しての該当メカニックの販売比率。
工賃/時間
工賃を、選択した日付範囲内にタイムレコーダーを使用して記録されたユーザーの合計時間で割ったもの。
組立て
組立者
[シリアル番号管理]画面で組立担当として選択したユーザー。
組立車体数
選択した日付範囲で組立済と確認され、シリアル番号が記録されたバイクの総数。
1時間当たりの組立数(組立済み台数/時間)
組立て台数を、選択した日付範囲内にタイムレコーダーを使用して記録されたユーザーの勤務時間合計で割ったもの。