プロマックス油圧式ディスクブレーキのリコールへの対応

アセンドでは、プロマックスのリコールに関する顧客への対応を管理します。

このリコールの詳細については、trekbikes.comのB2B記事を参照してください。

対応手順（概要）

1. 対象のバイクと顧客の特定(アセンド内でクエリの設定とシリアル番号検索ツールの照合)
2. お客様へのご連絡
3. リコールクーポンの設定(クーポンの表示とウィザードでの設定)
4. リコール対応SKUの設定(クラウドカタログからダウンロード)
5. お客様ご来店時の対応(ワークオーダーの作成）
6. クーポンの使用
7. B2Bでの補償申請

対応手順（詳細）

1. 対象のバイクと顧客の特定(アセンド内でクエリの設定)

過去に販売した該当車種とお客様のリストを作成します。

レポートのSQLクエリで新規クエリを作成します。参照マニュアル「マイクエリを設定する」。

別途添付「Trek ProMax　Brake Recall 2023 Query」

1. お客様への連絡

1で作成したレポートを元に、B2Bサイトにあるシリアル番号検索ツールで該当のお客様も特定を行い、電話やメールでご連絡をお願いします。

1. リコールクーポンの設定(クーポンの表示とウィザードでの設定)

トレック、またはボントレガー製品のお買い物にご利用いただけるクーポン券を登録します。

クーポン券の設定方法は、ウィザードを使用してクーポンを設定するマニュアルをご確認ください。

設定にはデータエクスプローラーの支払いタイプにクーポンを表示させる必要があります。

使用期限は2023年12月31日までです。

1. リコール対応SKUの設定

PROMAXのリコールのワークオーダーを作成し、検品作業を管理する為に、作業用の非在庫扱いのSKUを4つ、クラウドカタログからダウンロードします。

検索：仕入先「Trek Bicycle Corporation」、商品名「PULLTEST」　カテゴリーは全て「修理/作業」

注意）ダウンロード後、「非在庫」にチェックをいれてください。

1. お客様ご来店時の対応(ワークオーダーの作成)

該当のバイクをお持ちのお客様がご来店されたら、シリアル番号を確認し、リコールに該当するバイクであることを確認します。検品作業を実施、ワークオーダー（作業指示書）を作成し、記録します。この際に、上記4で作成したSKU(非在庫)を使用します。お客様には工賃を請求しません。検品、修理交換を実施、通常の作業指示書と同じ対応をします。修理を完了させ¥0で販売を計上します。

1. クーポンの使用

クーポン券の使用方法は、別途「クーポンの作成と運用」のマニュアルをご確認ください。

注：クーポンの現金化は出来ません、またお釣りのお返しは出来ない為、1回の購入で使用してください。

事前にクーポンをラベル印刷し、レジでスキャンするためにコピーを取っておくことをお勧めします。

1. B2B保証申請

店舗にて実施した工賃と使用した分のクーポンのトレックジャパンへの請求は、B2B保証申請に基づき発行されます。1件ごとの申請をお願い致します受け取る方法についてはB2B記事のガイドラインに従ってください。発行された伝票は商品ではない為、アセンドでの入荷処理は不要です。

補足）レポート作成

以下のレポートは、工賃の請求には必要ありませんが、店舗での管理に使用するために参照ください。

クーポンの利用状況を報告するには、レポート > 支払い　>　クーポン使用履歴　を実行します。

作業内容を確認するには、ワークオーダーで使用したSKUで絞り込み、顧客または商品クエリを使用します。

参照マニュアル：顧客クエリと商品クエリを作成する。